自分をジャッジしてますか?

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南台湾のサーフィンはポイント前に滞在できます。

ゆったりとした波待ちの間、色々と考える事が出来るのです。

毎回、象徴的な出来事が起こり、それが成長のヒントになってます。

今回のテーマは、『自分の審判(ジャッジ)は大切!』でした。

 

 

成田から4時間弱で台湾の高雄に着きます。

90分、車に乗れば南端のポイントに到着です。

3月の水温は20℃以上。

スプリング(長袖半ズボン)でサーフィンができます。

今年はポイントが一箇所で上級者から初心者が集中しました。

我々のメンバーが地元サーファーと交錯して、

怪我はなかったのですが、地元サーファーのボードを傷つけてしまいました。

 

1つの波に1人のサーファーが乗るのがルールです。

先に乗った人に波を譲り、他のサーファーは

進路を空けなければいけません。

我々のメンバーは反応できず、

地元サーファーと接触してしまいました。

 

現地ガイドを通じて修理費用の相談があった時、

地元サーファーは上級者なので上手く避けて欲しかった

という反応でした。

 

周囲に依存しているうちは上達できない。

周囲を配慮できなければ自らがリスクになる。

と思いました。

 

波に乗っているサーファーは

 

小まめに沖の波を見てポジションを変えています。

テイクオフする瞬間も左右を良く見てから立ってます。

自分が置かれている状況を常にジャッジしています。

 

乗れるか、乗れないか、

安全か、危険か、他の人の邪魔をしてないか、

自分は落ち着いているか、イライラしているか、

余計な力が入っていないか…

 

そうしたことを積み上げて上達して行くのです。

 

…そんなことを思いながら波待ちしていると、

 

私のボードに

男性が押す初心者の女性のボードが絡んできました。

 

彼女のボードを離そうと蹴ってみましたが絡むばかり。

”…ごめんなさーい…” 片言の日本語。

”まったく!”とパドルして離れましたが…

 

なんて心に余裕がないのだろうと

少し経って、情けなく思いました。

何年か前まで、私も初心者だったのに…

 

自分の心の在り方を冷静に判断して

ちょっと余裕ないよ!

もっと寛大に、やさしく接することができるんじゃないの?

そんな対応が出来たら良かったなと思いました。

 

 

自分は、今、どんな状態?

自分のことばかり考えていない?

それって冷たくない?

本当にそれでいいの?

誰かのために出来ることってないの?

 

今、注意しなければいけないことは何?

今、リラックス出来ている?

波や自然とシンクロしている?

心の底から楽しんでる?

 

自分をちょっと上から見る感覚が身に付けば、

常にデフォルトで出来れば、素晴らしいでしょう!

 

自分の状況がよくわかり、

サーフィンに限らず、全てにおいて上手くいくだろうと思うのです。

 

自然の中で遊びながら成長できることに感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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