神社とアウトドアスポーツ

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アウトドアスポーツをするフィールドには

山、川、湖、海、里山等がある。

そこには多くの神社もある。

 

富士山には浅間神社。

箱根山には箱根神社。

立山には雄山神社がある。

 

サーフィンのメッカ、

千葉県一宮の玉前神社には、

波乗りのお守りがある。

 

 

アウトドアスポーツを楽しむことと、

神社参拝をすることは、

自然へのアプローチが違うだけで、

共通点があると思う。

 

それはパワーをもらうこと。

自分を見直す(糺す)機会になること。

初詣のように混雑した神社では微妙だけど…

 

 

古の人はコントロールできない自然を

神なるものと考え、恐れ、敬った。

神社には、山、川、水、木、湖、海等を

信仰対象とするものが多い。

(槍ケ岳頂上の祠)

 

そして、神社参拝ではお礼や報告をして

誓いを立て成就を願う。

決意やコミットの場にする。

 

 

アウトドアスポーツは

波、風、水、雪、岩、山、登り坂、下り坂、

眺望や花鳥風月を楽しむ。

時には、自然の脅威に晒され、自分と向き合い、

そこで学び、誓いを立てる。

 

波が大きい時は恐怖心と闘う。

潮の流れや岩などのリスクを評価する。

上手な人の乗り方を見て自分に足りないことを知る。

波の角度とスピードから乗れる波を知り、

次回のリベンジを誓う。

 

山の稜線の雲行きが怪しくなれば、

ルート変更を決断する。

判断が遅ければ、風雨に晒されて修行となる。

自分だけでなく同行者の調子も併せて考慮する。

過信は慢心に繋がる。

自然から学び、成長していく。

 

 

一方、

アウトドアスポーツで経験した感動は

記憶ファイルに蓄積される。

ファイルを解凍するとその時の想い出や感情が蘇り、

元気が出てくる。

 

日常で苛立った時、エネルギー切れの時、

このシーンを思い出してリセットする。

 

 

剣沢で滑った時の剣岳は

快晴、無風、無音で、誰も居ない綺麗な空間だった!

ああいう世界でスキー出来て幸せだった!

落ち着きたい時にはアクセスしたいな。

大浜のセットの波では

波の上から見た水の壁は止まって見えた。

朝日が綺麗に映り、

凄くエネルギーが上がった感覚だった。

集中してゾーンに入りたい時に思い出して見よう…

 

『その時』を再生すると

感動と熱と元気がよみがえり、学びを引き出せる。

 

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先週、機会に恵まれて伊勢神宮を参拝しました。

五十鈴川の側にあり、自然がとても豊かです。

早朝の境内は星が瞬き、橋の上は霜で真っ白でした。

玉砂利を踏みしめて歩き、清々しく、厳かな空間で

国の繁栄を祈念し、自分の行動を糺す機会としました。

 

2000年の間、

人々が祈りを捧げてきた密度濃い空気感がありました。

こういう場では、一段高いところに意識が高まり、

客観的に自分を見直すことができました。

 

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日常生活に追われていると自分の世界に埋没して、

そこから抜け出すのが難しいと思います。

 

しかし、

神社や自然環境の中では、

客観的に、少し高い視野で、

世界を見る機会を作れると思います。

 

 

その時は人が少なく集中出来る状態がお勧めです!

 

(ここまでお読み頂きありがとうございました!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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