混んでるゲレンデより静かな雪原へ~ストレスフリーなクロカン~

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混んでいるゲレンデではなく、

静かな雪原を目指して白馬へ行ました。

 

目的はクロスカントリースキー。

メンバーは、普段、サーフィンや

トレイルランニングをしている皆さん。

全員に共通しているのは

お休みに海や山へ出掛けて疲れませんか?

と周囲によく聞かれること。

 

  • 休みは海や山に行かないと具合が悪くなる

    休みも家にいると体調が悪くなり、
    リフレッシュができない。
    だから、海山を目指す。

    そんな共通項が我々にあります。

    教育関係のYさん
    マスコミ関係のOさん
    医療系のKさん

    皆さん、中堅や管理職として
    普段は仕事に忙殺されている。
    時にはNOと言わざるを得ない立場
    でもある。

    海や山に向かう時はニコニコなのに、
    会社では『怖い』と言われているらしい。

  • 日常のストレスは何で出来ているか

    管理職ともなれば

    社内、時には社外の人も巻き込み
    目指す方向へ皆を導く必要がある。

    だから、

    苦言を呈さなければいけない時もある。

    自分を曲げて、
    舞台に応じた役割を
    演じなければならない。

    それがボディブローとして
    効いてくる。

    このストレスは人で出来ている。

  • ゲレンデは混んでいるが…

    ハイシーズンならば
    スキー場のゲレンデはどこも混んでいる。
    特に白馬エリアは海外からのスキーヤーも
    押し寄せる。

    遠くから八方のゲレンデを見ると
    アリが群がっているようだ。

    そんなスキー場から外れて
    長野オリンピックの時に
    クロスカントリーコースだった、
    スノーハープに向かった。

    コース利用料300円
    レンタル一式半日で1500円
    コースや施設は充実している。

    練習の高校生とたまに会うくらいで
    クロカンコースは空いていて静かで
    のんびりしていた。

のどかな中でたまに絶叫!

クロスカントリーのスキーは細く、
ビンディングのかかとは固定されていないので、
バランスを取るのは難しいのです。

板に慣れるまではよちよちと歩き、
下り坂は絶叫マシーンとなります。

そんな中、高校生達は
クローチング姿勢で
静かに抜き去っていくのです。

クロカンのトップレーサーともなると
1周5kmを17~8分で走ります。

しかし
我々の目的は日常のストレスを
デトックスすることなので、
ゆっくりと歩き2時間かかりました。

日常から隔離されて雪上を歩き、
周囲の自然を感じることに意識を向けると
PCのアプリが1つずつ閉じていくようで
自分を取り戻す時間となりました。

後ろにも前にも人がいないので
思うように滑り、歩きました。

  • 温泉で放電して、ロッジでリラックス

    スノーハープから
    白馬 倉下の湯に行き
    慣れない緊張で固まった身体を
    ほぐしました。

    そしてロッジ基さんへ。

    海外からのリピートも多く
    ホスピタリティ溢れるロッジです。

    スウェーデンからの団体と
    一緒になりました。
    皆さん礼儀正しく、フレンドリーで
    国民性が出ているなと思いました。

    一部の外国人のマナーが
    白馬で問題視されることもあります。
    お国柄、個人差もあるようです。

    イタリア人が来たときは
    夜の照明や音楽のリクエストには細かいのに
    朝の食事の時間には起きてこなかったと
    ロッジのオーナーはこぼしてました。

    英語が飛び交っているロッジでは
    私は言語として認識しないので
    音楽のようで、リラックスできました。

    英語が堪能なOさんは国際交流。

    ロッジのオーナーはコミュニケーションに
    エネルギーを要するので、
    普段食べないチョコレートが
    無性に欲しくなると話していました。

  • 翌日は快晴

    2日目は快晴でした。
    山頂は風が強そうでしたが、
    里山のクロスカンコースは平和でした。

    9時に到着したら
    先客はオーストラリア人のおじさん1人。

    雪上車で整備された
    誰も滑っていない縦縞ピステの上を
    Oさん、Kさんと歩き出しました。

    Yさんはスノボしにスキー場へ。
    後から聞いたらリフト券購入に1時間、
    リフトも長蛇の列だったようです。

    鳥の声がたまに聞こえるコースを
    今日ものんびりと歩きました。

    なんと『トォトォトトトトトトトトトト…』と
    キツツキが気を叩く音も聞こえました。

    クロカンの板、コースにも慣れてきたので
    緊張から解放されて
    クロカンと周囲の自然を堪能する時間に
    なったようです。

    Oさんはコース内のトラック(2本の溝)を
    ズンズン進んで行きます。

    日常で様々な場面を演じていた自分を
    トラックの上を進むことで統合しているように
    感じました。

    Kさんはトラックの外、フリー走法エリアを
    のびのびニコニコ自由に進んでいます。

    物事や人に囚われず、
    本来自分がやりたいように、
    好きなように進もうとしているなと
    感じました。

    登り、下りを迂回して平坦なルートを選び
    自分を解放する時間になったと思います。

    雪上車が入っていないルートがあったので
    柔らかな雪上を思い思いに滑りました!

    私自身は、

    静かな雪原でストレス解消できる理由を
    Oさん、Kさんを通して考えていました。

    ストレスの原因は、人や人間関係だと
    思いました。

    海や山など非日常の環境にいると、
    周囲に関心を向けるので
    普段はうるさい心の無駄話が減ります。

    不安、不平、不満、承認要求…
    どうでも良いことです。

    こうして、自分も楽しみながら、
    誰かのために日常をリセットする
    お手伝いができることを
    とても嬉しく思い
    感謝します。

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