相乗りの気で進むアウトリガーカヌー

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”アウトリガーカヌー” 聞いたことあります?

 

古くより南太平洋の海上移動手段として

使われているカヌーです。

現在は国内外でレースが行われています。

 

安定性を増すため

カヌー本体にアウトリガーと呼ばれる

ウキが張り出してます。

 

アウトリガーカヌーに乗ると…

1人では行けない世界があります。

 

 

チームプレイが生み出す世界

 

 

自然の中の遊びには、

個人で楽しむものと

チームで楽しむものがあります。

 

 

例えば、サーフィンは、

波と一体となり、

はるか沖から伝わってきた

自然のエネルギーを体感するもの。

 

パウダースキーは、

かなた上空から降ってきた

細かく柔らかい雪の中を滑り降りて、

浮遊感に浸るもの。

 

アウトリガーカヌー(OC6)は、

 

5人の漕ぎ手(パドラー)と

舵を取る1人のステアーが協力して、

海を進むものです。

 

 

パドラーのパドル操作がそろわないと

スピードは上がりません。

 

パドル操作とメンバーの気持が1つになると

カヌーは フッと 軽くなります。

 

メンバー全員の”気”が合った感覚。

 

これはチームプレイでしか、

行けない世界だと思います。

 

 

アウトリガーカヌーに乗って

 

 

日本では湘南エリアを中心に30もの

アウトリガーカヌーのクラブがあります。

 

葉山のアウトドアスポーツクラブで

久しぶりに

アウトリガーカヌー(6人乗り)で漕ぎました。

 

http://www.beach-hayama.com/outriggercanoe/index.htm

 

アウトリガーカヌーは

メンバーのパドル操作がバラつくと

もたもたします。

 

 

前の人のパドルのタイミングを見て

自分のパドルを合わせようとするが….

今1つ上手く合わない….

 

そんな時、

カヌーの下を流れる水を感じて

パドルワークを合わせていくと

なんとなく同調できて、カヌーが加速する。

 

そして…

パドルだけでなく、

全員の”気”が揃った感覚になります。

 

まるで、一段、上の世界に登ったようです。

 

アウトリガーカヌーのパドラー達は

この一体感、互いの「絆」を求めて、

海に出ているのだと思う。

 

 

先日、千葉に向かうフェリーで

偶然、一緒になったサーフィン仲間も

アウトリガーカヌーの”相乗りの気”を

懐かしがっていた。

 

1人で楽しむのも、自由で良いけど、

仲間と繋がる感覚になるのも良いものだ。

 

 

チーム力が生み出されるとき

 

 

向かい風の時、カヌーは進みにくい。

ここは力を合わせていくしかない。

全員が1つ1つのパドルワークに集中する。

 

しかし、

追い風になると、カヌーは波に乗る。

 

 

後ろからの波でカヌーが押され始めたら、

メンバーはパドルに力を込める。

波に乗り遅れないように。

 

波に乗ったら、

パドリングはリズムを合わせるだけ。

 

波が行ってしまったら、自力で漕ぐ。

また波が押し寄せてきたら、

ここぞと頑張る。

 

常に

海のリズムを感じて

カヌーとパドラーが一体となります。

 

 

日常も同じでは

 

 

日常でも同じでしょう。

 

会社などの組織で働く場合、

メンバーの力と気を向ける方向が

噛み合わないと、

成果につながらない。

 

メンバーが、

個々人の思いで行動していれば、

相乗効果は期待できない。

 

メンバーの

力と方向が噛み合わないのは

各自が余計なことを考えているから

だと思う。

 

目の前にないこと…

 

自分の都合、他人への不平・不満、

過去の タラ・レバ…

まだ来ない将来の不安など。

 

目の前のこと

いまに向き合っていない。

 

そんな状態の時

外からの刺激で、

方向や力がそろうことがある。

 

バラバラに動いているメトロノームを

同じ台に置いて揺らすと、

共振して、リズムが合ってくる。

 

10億個の

心筋細胞のリズムが乱れると

心臓発作になる。

 

AEDで電気ショックを与えると、

拍動はそろう。

 

チームワークビルディングに、

アウトリガーカヌー体験が良いかも…

しれない。笑

 

チームで盛り上がること、

思いを共有できること、

自然からの元気をもらいながら

そんな時間や仲間が出来たら良いですね!

 

 

 

 

 

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