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- 10月から異動となり
西新宿の高層ビルがオフィスとなった。
それをきっかけにお弁当作りを始めた。というのは…
1万2000人が働くビルは
昼になると食堂街は長蛇の列。店内で食事できない方向けに
店舗前にはお弁当が並ぶ…。オフィスでは混雑を避けて
昼食は、11:30前か13:30後組に
分かれている。そこまで人の都合に合わせなくては
いけないのか!それならと
自分で弁当を作ろることにした。 - お腹が空いてから食べたい
お昼はいつ頃とっていますか?
どのようなランチですか?混雑状況で昼食時間や場所を決めている人が
多いかもしれない。前のオフィスでは上職者の行きたい
時間にランチを合わせていた。ある上職者は13:00だった。
その次の上職者は11:30頃から
そわそわしだす。行く店も上職者のその日の気分。
朝食はお昼に合わせ加減していた。昼食は人の都合ではなく
自分のお腹がすいてから
食べたいものを頂きたい
と思っていた。そこで
弁当をつくることにした! - 自分の時間が流れる
ビルの敷地内には緑地帯がある。
そこで弁当を広げると
自分の時間が流れだす。満員電車、駅構内の人の流れ、
オフィスでの仕事にも
自分のペースはない。組立イスを購入して
好きな場所に好きな時間に座り、
弁当を広げると時間のまわり方が変わる。
- 外に出て気づくこと
外に出て外気に触れると
オフィスではわからないことに気付く。こんなビル街の街路樹にも
シジュウカラのペアが住んでいる。歩道の上をシジミチョウが飛んでいる。
下草の奥ではコオロギが鳴いている。ビル街の緑地帯は生物にとっては
海に浮かぶ離島のようなもの。そして外気には季節感が漂っている。
ぼちぼち冬支度が始まる。少し寒くても
防寒ウエアを着て
外で弁当を広げようと思う。 - 弁当の中身は進化形…
お弁当の本を買い情報収集中だ。
おかずは週末に作り置きして
フリージングしている。朝、炊いたご飯に
凍ったおかずをのせて終了。サーフィンの帰りに千葉館山で購入した
ムカゴと干ひじきの炊き込みご飯が
現在のお気に入り。おかずは試行錯誤中
味付けは濃いめ
冷めても美味しいおかずを模索中だ。 - お弁当を始めて気付いたこと
自分の時間を生きていなかったなぁ
と思ったこと。
人の都合にランチと自分を合わせていた。
本来、午前中は排泄を促す時間。
オフィスワーカーならば
しっかり朝食を取る必要はない。睡眠中に失った水分を補給して、
前日に消化した食物の排泄を促す
果物や野菜ジュース等の朝食で十分
だと思っていた。これを実行してみると
お昼時間に向けていい感じでお腹がすいていく。
そうなると、昼食で頂く食事は
身体に良く、素性が判っている旬の食材や
天然素材から醸造された調味料で
料理されたものを頂きたい。自然界に存在しない遺伝子組み換え食品や
それを飼料に短時間で肥育する畜肉は
成長を早めるホルモンや
感染を予防する抗生物質が使用されている。こういうものは食べたくない。
遺伝子組み換え種子に大量の農薬を使用して
生産した輸入トウモロコシが原料の
調味料や油、甘味料、食品は、
外食で避けて通るのは難しい。この際、できるだけ廃除することにした。
誰にも気兼ねしない。自分の食事は自分の手で作れば安心だ。
お弁当作りから
自分の心のため、身体のために
自分のペースを
取り戻すもとができると思った。ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
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