いくつになっても外で遊びたい!

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  • 波待ちしながら朝日が昇るのを見る

    こんな時間が
    70歳や80歳になっても
    持てたら良いな… と思う。

    3月の海はまだ寒いけど、
    少し南下すると
    暖かい海で遊べる!

    この時期、
    ビーサンとT-シャツで過ごせて

    スプリングで海に入れるのはうれしい。
    ボトムはサーフショーツでも十分。

    成田から4時間で高雄(台湾)へ。

    そこから車で2時間行くと
    台湾の南端に着く。

    ベランダから波チェックができる。

    レンタルボードを借りて
    波を追いながら感じたことがあった。

  • プロとアマの違い

    波待ちしながら
    上手な人のライディングと
    自分の違いが良く判った。

    プロは波を劣化させない。
    波の力を最大限に活かしている。

    むやみにパドリングしない。
    波のパワーが一番ある地点まで行き
    ボードへパワーを伝えている。

    乗れない人(私)は
    必死にパドリングするが、
    波は先へ行ってしまう。

    『ここじゃぁ…乗れないよぉぉお!』

    波に言われている気がする。

    プロ(プロサーファーでした)は
    沖の波をよく見ていて

    波のパワーを
    効率良く受け取れるポイントまで移動して
    ブレイクするエネルギーを受け取っている。

    ボード操作も
    波の行きたい方向や気持ちに
    合わせているので
    無駄な力は使っていない。

    刻々と変わる波の
    パワーがある所にボードを当てて
    推進力に変えている。

    波はベクトル。
    方向とエネルギーを持っている。

    ボードの向き、角度、スピードが
    波とシンクロすればスムースに乗れて、
    無理なく操作できる。

    方向がズレると力を打ち消し合う。

    何にでも当てはまる。

    会議等で議論がかみ合わない時は
    ベクトルが合っていない。

    通勤電車の乗り方
    ホームや駅構内を歩いている時に

    波に逆らうと
    かなりパワーを使う。

    波(歩いている人)の気持ちを読みめば、
    操作(歩くのは)は楽になる。

    52歳からサーフィンを始めて
    60歳となった今、

    力任せのサーフィンは終わりだ。

    波任せに乗る。
    ここぞという時だけ、少し頑張る。
    波の気持やパワーに沿い、無理はしない。

    自然のエネルギーを劣化させずに
    変換することが理想だ。


    全然いけてない。

    少し後傾して後ろに乗ってるので
    波のパワーを活かせてない。

    波と友達になり、シンクロして一体となり、
    自然のエネルギーを楽しみたい。

 

  • プロは静か

    プロは淡々と波に乗り
    静かに操作する。

    波から落ちるときも
    自分から海に飛び込み
    波と喧嘩しない。

    アマチュアサーファーの1人は
    落ちるときの嘆きを

    いつも

    Owww! Aww! ・・・

    と叫んでいた。

    波からのエネルギーを、
    全部、感情に消費してしまっている。

    プロは
    静かに波のエネルギーをもらい
    内部に留保して
    次の波のために使っていた。

    山でも、

    なんて素敵な景色なんでしょう!と、

    感情をアピールしてばかりいれば、
    本人も周囲も疲れるだろう。

    自然の中で得た感動や感情は
    自分の中で行動力や元気に変換できると思う。

    感情に全部使ってしまうともったいない。

  • 自分だけうまくのれない

    自分だけうまく乗れない状況で
    バッドになっていたら
    ますます乗れなかった。

    そんなときは
    自分にベクトルが向いているので
    波とシンクロできない。

    なんでアイツが乗れて
    オレは乗れないの?

    自問自答を続けている。

    そんな騒ぐ心を無視して…

    潮騒を聴き、波の音に集中する。
    チューニングを『外』にする。

    TV、CDや音楽プレイヤーと次元が違う、
    フルレンジの自然音に身をゆだねる。

    直感力が戻ってくる。

    原因があるから結果を招く。
    リセットして修正するしかない。

    自分のことばかり考えていないで
    上から目線で見る。

    いいじゃないか!
    こうして海で遊べることができて!
    天気も波も良くて。

    皆が楽しく安全に乗れているから
    良いサーフィンだ!

    そんなことを考えられたのも
    南台湾の素朴で豊かな自然と
    のどかな時間のお蔭。

  • 医は食に


    豬腳(台湾料理の豚足)

    石鯛のから揚げ

    南台湾の食事は家庭的な料理が多い。
    生姜、ネギ、唐辛子、八角等を加えた料理は美味しく、
    食べただけで元気になる。

    そして、街中の表示は漢字を見て答が想像できる。
    『電脳』はPC、『電梯』はエレベーター。


    これはまだ蒸しあがっていない意味らしい。

    南台湾の人の食事と向き合う姿勢はパワフルだ。
    活気がある。

    わぁ・・・と来て、わぁぁぁと食べて、さっと帰る。

    我々のように、だらだらとビールを飲んでから…
    ご飯に手を伸ばすのではない。

    …しかし、途中でビールを飲むのを止めて、

    これは…
    ご飯と食べたほうが美味しい!と
    変わってしまったが…

    食と自然、のんびりした時間にチャージされました!

    季節を感じながら、自然の中で体を動かして
    そこで感じたこと、判ったことを日常でも活かして

    いつもまでも、元気に外で遊びたいものです。

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